當麻曼陀羅
SKU: 0002
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手刺繍
サイズ 2,000mm×2,000mm
手刺繍
極彩色の絹糸を解き極細にし小さな細い刺繍針で手刺繍することで極めて細かいお顔などもまるで線描きのように再現しています。
當麻曼陀羅
奈良の當麻寺に伝わる中将姫伝説のある蓮糸曼荼羅と言われる根本曼荼羅の図像に基づいて作られた浄土曼荼羅です。
曼荼羅という用語を用いているが、密教の胎蔵界・金剛界の両界曼荼羅とは無関係で浄土曼荼羅という呼称は密教の図像名を借りた俗称であり正式には浄土変相図です。
浄土変相図の図様としては智光曼荼羅と呼ばれるものと清海曼荼羅と呼ばれるものとがあり、当麻曼荼羅とあわせて浄土三曼荼羅と称されています。
その中で、当麻曼荼羅の特徴は一見して図像が4つの部分に区切られており、他の浄土図に比べて極楽浄土中の尊像も数多く描かれ、複雑な画面構成をしているという点で本図が浄土三部経の観無量寿経で説かれる内容を忠実に描いている点により観経曼陀羅とも言います。