十一面観音菩薩
SKU: 0008
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爪掻き綴織
サイズ 550mm×1,200mm
爪掻き綴織
爪掻き綴織とは縦糸に直接絵を描き多色絹糸の抜き糸をその色目の柄部分にノコギリ状に刻んだ爪先で抜き糸を掻き寄せて文様を描いていく技法です。
織物は通常縦糸と横糸で織るため裏側に多くの横糸が垂れ下がりその分の厚みがあり重いものになりますが抜き糸で織る爪掻き綴織はその柄色の部分にのみで抜き糸が折り返すため両面リバーシブルの薄い生地に仕上がりますのでお軸にもすることが可能です。
十一面観音菩薩
梵名エーカダシャムカ
観音菩薩の変化身のひとつであり六観音のひとつ
頭部に十一の顔を持つ菩薩で梵名は十一の顔、十一の顔を持つもの
密教の尊格
金剛乗経典の十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経、仏説十一面観世音神咒経、十一面神咒心経に説かれ十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経によれば、十種類の現世での利益と4種類の来世での果報をもたらす。